ペットがいるのに何日間も家を空けられない‼
その通りです。

国内旅行なら一緒に車でお出かけできても、さすがに海外旅行は(かつては)ほぼ無理でした。
現在、日本国内の犬猫の推定飼育頭数は少なくても約1,600万頭だそうです。

もともとアメリカにおいてPetを同伴し、キャンピングカーで旅行することは
日常茶飯事のことでした。近年、欧州からのお客様からPet同乗のリクエストが非常に多くなった結果、
所有する車両の約半数がPet同乗可能にし、欧米のお客様の要望に応えています。

El Monte RV社から、「Everyone in Japan, Please come and bring your pets. We are very welcome.」(日本の皆さん、どうぞPetと一緒にお越しください、大歓迎です)とのメッセージが届いています。

2004年に検疫制度が変わり、帰国時、動物検疫所の係留期間が最低2週間だったのが
わずか1時間程度になり、ご家族と一緒に帰宅できるようになったのです。
ただし、手続きが強化されたので、飼い主さんの手間暇は増えました。

動物検疫所のHPを参考に
「出国から帰国までの手続き」
をまとめてみました。

① 動物病院で個体識別のためのマイクロチップを埋め込み、1回目の狂犬病予防接種

② ①から30日~1年以内に2回目の予防接種

③ 採血し検査機関に送る。約2週間で結果

④ 帰国予定日の40日前に動物検疫所に輸入検査申請書を提出

⑤ 出発7日前までに輸出検査申請書を提出

⑥ 出国当日、動物検疫所で健康診断を受け、輸出検疫証明書(ペットのパスポート)をもらい出国

⑦ 米国から帰国の場合、帰国2日ほど前に動物病院で健康証明書をもらい、空港内などのアメリカ農務省事務所で
 内容の裏書証明書を受領

⑧ 帰国、動物検疫所で検査。問題がなければ1時間程度で家族と一緒に帰宅
 

地元の動物病院、航空会社などとの事前の打ち合わせなど必要になりますので
予めAOCまでお問い合わせください。

※イラストカットは「動物検疫所」のホームページより