ルート 66そのⅡ
はアルバカーキからさらに東進、シカゴまでの区間を紹介しましょう。
まずは「ツクムカリ」の「ブルースワローモーテル」
1941年7月にOPEN。
Cafeが併設され、各部屋にテレビとエアコン完備で当時はおおいに人気があったらしい。
さらに進むとニューメキシコ州とテキサス州の州境の「グレンリオ」
州境にあったモーテルは残念ながら朽ち果て寸前の状態。
テキサス州、とにかく広い。面積は日本の2倍の70万㎢。
人口密度は43人/㎢。ちなみに日本の人口密度は330人/㎢。
「エイドリアン」はルート66の中間地点。
ここからはロサンゼルスにもシカゴにも1139マイル(=約1822㎞)である。
商魂たくましく道路の向かい側にレストランがある。
しかしその店内はいたって静か、ゆっくりと時間が流れていました。
なんかいい空間。
さらに東進。
畑の中にキャデラック(アメリカを代表する高級乗用車。日本でいうとクラウン?)を10台、
斜めに半分埋め込んだアート作品、らしい。
自由にスプレーでペイントできる。
テキサス州北部の最大都市「アマリロ」
ここは何といってもBig Texanでしょう。
テキサスの人(カウボーイのイメージ)はこの1ポンドのステーキを平気で平らげるとか。
私の感想は、これは「ステーキと言わない、肉のブロックそのもの」です。
「マクリーン」のガソリンスタンドはPhillips 66のステーションでした。
「シャムロック」のU-Drop Inn Tower
さらに東進。
「クリントン」
「カルメット」でカナディアンブリッジを渡る。鋼鉄製で素敵な橋。
「オクラホマシティ」
「ツルサ」
を通過し、カンサス州の南東コーナーをちょっとだけお邪魔。
カンサス州だけはルート66のマークが黄色いひまわりって、そのセンスのなさに
いささかがっかり。
それがこれ↓
ミズーリ―州へ。
「スプリングフィールド」の次に「レバノン」という町。
有名なマンガーモスモーテル。
そして久しぶりの大都会「セントルイス」
ゲートウエーアーチのてっぺんまで登ってみました。
真下にミシシッピ川が滔々と流れています。
高所恐怖症、閉所恐怖症の人にはお勧めできません。
最後、8番目の州のイリノイ州に入りました。
イリノイ州の「スプリングフィールド」は、リンカーン大統領が
大統領になる前に弁護士をしていた町。
今もその家が保存されていて見学ができます。
「マクリーン」まで来ました。
1928年にOPEN以来、24時間営業を継続。
デキシー・トラッカーズ・ホームはルート66で最も古く、
孤独なドライバーに安らぎを与えているそうです。
「オデル」は1930年代のガソリンスタンドが保存されています。
「ブルーミントン」
「ポンティアック」
のどかすぎる農作地帯が延々と続きます。
「ジョリエット」
を通過すると、遠くにシカゴの摩天楼が見え始めます。
シアーズタワーの南側、ジャクソンストリートをミシガン湖に向かって進みます。
ループの下をくぐり、やがてSミシガンアベニュとの交差点が
END
です。
北側に並行して走るアダムスストリートには
BEGIN
のサインがあります。
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